設備紹介
PAPAYA3D
3次元歯科用CT
当院では最新の3次元歯科用CT「PAPAYA 3D」を導入しています。
今まで「見えていなかった」ものを「見ることができる」ようになり、「診る」つまりより精密な診断が可能になりました。従来では困難であった神経管の位置やインプラント埋入部位の骨の状況をしっかりと確認できることで、様々な治療に活用でき、治療精度の向上に寄与します。
CT撮影時においても、最高で7.7秒という高速スキャンを実現。 それにより、モーションアーチファクトを低減しています。この高速スキャンが、患者さんへ負担や動きによるブレを低減し、より鮮明な画像を得ることを可能にしています。
従来のパノラマ撮影では歯列全域に焦点を合わせることが難しく特に下顎前歯部など、部分的に画像が不鮮明になるケースがありました。このマルチフォーカス機能は、一度の撮影で5枚の画像を取得し、その中から最適な画像を選択します。
滅菌への取り組み
当院では安心して治療を受けて頂けるよう
治療に用いる器具はすべて滅菌・消毒をしております。
Miele ジェットウォッシャー
外部も内部もしっかり洗浄
55℃以上の高温になると、感染の原因となる血液や唾液といったたんぱく質は凝固してしまいます。ミーレのジェットウォッシャーは、たんぱく質が凝固しないように、まず冷水から予備洗浄をおこない、高い水圧で確実にたんぱく質の汚れを落とします。そして、最後のすすぎで水温を93℃まで上昇させて5分間の消毒を行います。
特徴2. 第三者研究機関による裏付けミーレのジェットウォッシャーは洗浄・消毒・滅菌に関して、ISO15883で規定された消毒条件(93℃、5分間)を満たしています。また、第三者研究機関によって多数の微生物試験が行われており、高い消毒効果が認められています。
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クラスBオートクレープ高圧蒸気による滅菌
すべての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされている、小型高圧蒸気滅菌機を使用しています。
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Care3 Plusハンドピースの洗浄・オイル注入
歯を削る際に使用する器具の1つであるハンドピースを、オイル注入により内部の隅々に至るまで汚れを取り除く装置です。ハンドピースは使用頻度が高く、だ液や血液による汚染も多くなりやすいため、専用のシステム洗浄を行っています。
PIEZOSURGERY
超音波ボーンサージェリー
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ピエゾサージェリーとは簡単にいうと超音波振動により口腔中の硬い骨などを切る機械です。インサートチップの微細な振動により従来のドリルやマイクロオシレーションソーと比較して、精密で軟組織の損傷を大幅に抑えた切削を行うことで、痛みや不快感を最小限にすることができます。
また最小限の処置で切断、抜歯ができるため、より安全に処置ができ、患者さんへの負担をなるべく少なくすることができるというメリットもあります。
各種設備紹介
インプラントを埋入するには、一定の速度で生理食塩水で冷却しながら骨を削らなければならないため、埋入用の専用の器機であるインプランターが必要となります。このインプランターを使用することにより、より正確により早くインプラントを埋入することが可能になります。
通常、怪我をして血管が破れると、その血管の穴を埋めるために血液中の凝固因子が刺激されてフィブリンという物質が形成され、傷口をふさいで出血を止め傷の治りを促進します。この機器を使用することで、患者さんから採血された血液(10cc)から完全自己血液由来のフィブリンゲルをつくり、手術後の痛みを少なく、傷の治りを早くすることできます。
従来ソフトレーザーとして疼痛の緩和や創傷の治癒促進に使われてきましたが、半導体レーザーは出力を大幅に向上できるようになり、切開・切除などの外科処置まで可能になりました。歯肉の切開、歯周病治療、歯の根の治療、インプラント治療、ホワイトニングなど様々な治療に大活躍します。ヘモグロビンの吸収係数が大きいため、処置後に高い止血効果が期待できます。
従来のホワイトニングでは透明感のない白さになったり、知覚過敏になったり、着色しやすかったりしていたのですが、当院が採用している「スーパーポリリンホワイトニング」では、自然な白さになり、痛みが少なく、着色しにくく、白さが長持ちします。
麻酔薬に対する影響による血圧や脈拍などのチェック、高血圧気味の患者さんへの、血圧や心拍数のチェックなど、治療中に患者さんの身体に異変がでていないか、バイタルサイン(心電図・血圧など)を継続的に確認し、急変に備えております。
通常、治療中に口の中を吸引しているのは「口腔内バキューム」といいます。「口腔外バキューム」は治療中に口腔外に漏れる有害な粉塵を口の外で吸引をする機械です。口腔内バキュームで除去しきれない20~30%の2ミクロ以下の粉塵・粉滴を、口腔外バキュームで99%以上を取り除きます。患者さんと医療従事者の双方に利点がある機械です。
AEDとは心室細動=心臓が正常に拍動できずに痙攣している状態に対し、電気ショックを行い心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。歯科医師も全身的医学知識を向上させる必要があるのはもちろんのこと、心停止に至る可能性のある症例に対し速やかかつ効率的な救命処置を行えるようAEDを設置します。