インプラント

IMPLANT

インプラント

自分の歯で食べる喜びを、再び手にいれませんか?

インプラント治療は人工のチタン埋入体を欠損歯の代わりに用いる治療で、人工歯根の上に人工の歯を装着し、まるで自分の歯のように噛める喜びを再び手に入れることができる治療法です。インプラント治療を受けることで、より健康的に過ごすことができ、笑顔に自信が持てるようになったという人も多くいます。入れ歯やブリッジ治療の欠点を補う治療法として注目されています。

インプラント治療とは

女性-笑顔

自分の歯の代わりをつくる治療

インプラント治療は、歯周病、事故やけがなどにより歯を失ってしまった場合、その部分を人工歯根(インプラント)と人工歯で補い、自分の歯の代わりにする治療法です。
人工歯根(インプラント)はチタンという生体親和性に優れた金属でできています。それを外科手術で顎の骨に埋め込み、インプラントと顎の骨とがしっかりと結合するのを待ちます。その上に、セラミックという白い陶材でできた、ほかの歯の色調と同様の人工歯を装着します。

インプラント治療におけるCTの重要性

CT-画像

CTスキャン(コンピュータ断層撮影)は、通常のレントゲン撮影を360度に渡り、全方向から撮影することで、歯の内部がどうなっているかを確認できる撮影方法です。インプラント治療の治療計画を立てるにあたり、CTスキャンを用いずに治療に踏み切るのは安全とは言い切れません。
CTを用いて多角的な角度から患部をチェックすることで、レントゲン撮影のみでは見つからなかった手術のリスクを発見し、最も最適な術式を選定する資料になるからです。
当院では、必ず、インプラント手術前には、CTスキャンでの撮影を行い、安全にインプラント手術を行えるよう診断技術の精度を高めて、日々治療しております。

手術前に3次元で見ることの重要性

  • 衛生士-9
  • 通常の歯科治療時に撮影するパノラマ写真は、全体像はだいたい分かりますが、3次元の被写体を2次元にしているため、骨の厚みなどは全く分かりません。よって、実際のレントゲン写真では、十分な骨の厚みがあるように見えるのに、実際手術してみたら、薄い骨しかなくインプラント治療が不可能だった....という場合があります。
    手術中にこういった事が発覚しないよう、術前検査で、必要な情報を修得しておく必要があります。そのためにも、CTスキャンは必ず必要であるということが言えます。

精密な画像診断

衛生士-8

歯科用CTスキャンは医科用のものに比べて放射線の被曝量が少なく、スライス幅も0.1ミリと10分の1程度です。そのため、非常に鮮明な画像を得ることができます。 (医科用CTはスライス幅が1~2ミリです。)
また、撮影したCT画像を元に、あらゆる角度から骨を観察することが可能です。そして、事前に、インプラント埋入シミュレーションなども行うことができ、必要な骨量の測定や骨造成の必要性が一目瞭然にわかります。そのことにより、患者さんに安全なインプラント手術が出来るようになります。

インプラント治療のメリット・デメリット

メリット
周囲の健康な歯を削ったり、負担をかけることなく天然歯と同じ独立した歯を再建できるため、周囲の歯を失うリスクを軽減できる
入れ歯やブリッジと異なり、見た目も天然歯とほぼ同様になりコンプレックスからも解放される(他人の目を気にせず大きな口を開けて笑うことができる)
噛む力も天然歯と同じ力を保てるので、入れ歯のように食べられない・食べにくいものがほとんどない
噛む力をしっかり維持できるので、脳への刺激もしっかり伝わり、認知症などへの二次的な影響も出にく。
奥歯の欠損など、入れ歯では安定化が難しい部位でも可能であり、歯の欠損が多くても複数本の対応で治療できる
デメリット
保険適用外であるため自己負担金は大きくなる
天然歯以上にホームケアやメンテナンスが重要となる(定期的に歯科医院での専門的なクリーニングも必要となる)
インプラント周囲炎のリスクに配慮する必要がある(天然歯と同じで、二度と悪くならない、抜けないわけではない)
外科的な処置が必要となり、糖尿病などの全身疾患がある場合には実施できないことがある

当院のインプラント治療「サージカルガイド」

切開縫合がないため
患者さんの負担を最小限にすることが可能です。

原尾島歯科で採用しているインプラント治療「サージカルガイド」は

切開縫合がないため、あえて手術室で実施する必要がなく、患者さまの負担を最小限にすることが可能です。

また、当院では、サージカルガイド(コンピューターガイド)を採用しています。

  • サージカルガイドとは?

    インプラントの埋入は、アゴの骨を施術して行いますが、その際、ドリルの着地点と角度を正確な方向に導き、またドリルがぶれないように保持する医療器具が「サージカルガイド」です。「サージカルガイド」の使用によって、インプラント治療の最大のリスクであるドリリングの不具合が最小限に抑えられるので、安心して治療をお受けいただくことができると確信しております。

  • 院長-治療
  • サージカルガイドはどうやって作るの?

    事前に患者さまのアゴの石膏模型をお作りし、それに合ったステント(マウスピースのような物)を口腔内に入れてCTを撮影します。そのCTのデータをインプラント専用の高精度解析ソフトで立体画像化し、歯科医師がソフト上で、患者さま一人ひとりに最適なインプラント手術計画を作成いたします。その計画をもとに、安全・正確にインプラント治療を進めるために、3次元立体プリンターで「サージカルガイド」をお作りしております。

  • インプラント-CT画像

サージカルガイド利用による
大きなメリットは身体への負担が少ないこと

インプラント-治療-透過

今までのインプラント治療は、術野を確保するために歯肉を切開してアゴの骨を目視しながら行っていく手術が主流でした。しかし、それは安全確保という目的とは裏腹に、患者さんに対する身体的な負担(侵襲)が大きくなっていくことを意味しています。切開による術後の腫れは患者さまにとって大きなストレスでした。この問題を解決するためには、切開を最小限に留め、低侵襲な手術を実現することが条件ですが、それによって寄与するのが「サージカルガイド」です。

衛生士-治療

CTデータを元に綿密な治療計画を立て、高精度で正確な「サージカルガイド」をお作りすることによって「患者さんに優しいインプラント治療」の可能性が広がりました。※症例によって手術方法が異なる場合がございますので、医師の十分な治療説明を受けて下さい。

インプラントと他の治療の違い

インプラントで噛めるようになると
人生が見違えるように変わります!

  • 女性-笑顔3
  • 歯科インプラントとは、失った歯の代わりに、アゴの骨に直接骨と結合するチタン製の人工の歯の根を埋め込み、その上に人工の歯を装着してかみ合わせを回復する治療法です。(人工的に歯の根っこを作り上げる事から「人工歯根」とも言われます。)
    「ブリッジ」「入れ歯」という従来の治療法では、「健康な歯に負担をかける」ことを免れませんが、インプラントは健康な歯に全く負担をかけません。

  • インプラント

    顎の骨に人工歯根を埋める手術を行い、骨と結合した後、被せ物をして噛み合わせを回復する方法。

    メリット
    歯の欠損が多い場合にも適用できます。
    健康な歯を削る必要がありません。
    天然の歯と近い感覚で噛める。
    デメリット
    取り外しての清掃が必要です。
    留め具の金属が見えてしまう場合があります。
  • インプラント
  • メリット
    歯の欠損が多い場合にも適用できます。
    健康な歯を削る必要がありません。
    天然の歯と近い感覚で噛める。
    デメリット
    取り外しての清掃が必要です。
    留め具の金属が見えてしまう場合があります。
  • ブリッジ

    両隣の歯を削って被せ物をし、歯を連結することで噛み合わせを回復する方法。

    メリット
    取り外しをする必要はありません。
    保険適用でも可能。
    デメリット
    複数の歯を失っているケースでもできない場合がある。
    周りの健康な歯を削って被せ物を入れないといけない。
  • ブリッジ
  • メリット
    取り外しをする必要はありません。
    保険適用でも可能。
    デメリット
    複数の歯を失っているケースでもできない場合がある。
    周りの健康な歯を削って被せ物を入れないといけない。
  • 入れ歯

    残った歯に維持のためのバネをかけて作る取り外し式の治療法。

    メリット
    欠損歯が多くても対応できる。
    保険適用でも可能。
    デメリット
    自分で取り外して洗浄する必要がある。
    異物感がある。
    固定するための針金が周囲の人に見える可能性がある。
    定期的に調整を行わないと外れやすくなったり、噛みにくくなる。
    インプラントに比べると噛む力が劣る。
  • 入れ歯
  • メリット
    欠損歯が多くても対応できる。
    保険適用でも可能。
    デメリット
    自分で取り外して洗浄する必要がある。
    異物感がある。
    固定するための針金が周囲の人に見える可能性がある。
    定期的に調整を行わないと外れやすくなったり、噛みにくくなる。
    インプラントに比べると噛む力が劣る。